
渋谷スクランブル交差点と東横店
渋谷の至る所で「TOUKYU」のロゴマークが見えたのは日常の光景でした。その中でも、渋谷スクランブル交差点から東急東横店が堂々とそびえ立つ光景が渋谷の象徴とも言えたでしょう。
東横線渋谷駅、山手線渋谷駅、銀座線渋谷駅は東急百貨店東横店の中に改札口がありましたが、渋谷再開発のため東横店内の改札口は全て解体されました。写真は2023年に撮影、南館の下層階だけ現存しています。これは借り囲いで覆うと見た目が悪くなりますが、南館ビルをそのままにすることでビルの強度を保たまま大型クレーンの設置が可能で、街の景観も乱さない工法になります。
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渋谷の至る所で「TOUKYU」のロゴマークが見えたのは日常の光景でした。その中でも、渋谷スクランブル交差点から東急東横店が堂々とそびえ立つ光景が渋谷の象徴とも言えたでしょう。
渋谷には松濤という高級住宅地があり、ここに住む富裕層たちから支持を受けた東急本店は外商での売り上げを多く占めていました。
1967年開業から55年が経ち、渋谷再開発の流れは東急本店にも訪れ、再開発によって地上36階と地下4階、高さ164.8mの複合施設が2027年度竣工予定になっています。
私の家族が働いてた東急本店。先日家族で渋谷散歩しながら想い出を語り、解体される東急本店にありがとうと伝えてきました。
写真は銀座線渋谷駅開業当初から東急東横店の中ありました。ビルの中から電車が出てくるのは注目を浴びる光景でしたが2019年12月廃止され、85年の歴史に幕を閉じました。新しい銀座線渋谷駅は2020年1月3日から表参道川に130m移動して、未来都市を感じさせるデザインの駅が誕生しました。
写真は東急東横店東1号館屋上です。ここには遊具やペットショップがあり、子どもが遊ぶには最高の場所でした。
写真奥は渋谷スクランブル交差点で、現在はこの東急東横店東1号館は解体され、跡地に埼京線の渋谷駅を山手線横に移設する用地などに活用されています。
東急東横店とJR玉川改札が86年の歴史に幕を閉じる感謝イベントとして、アートプロジェクト「#391045428 (#サンキュートーヨコシブヤ)」を行い、通路や階段には美術家やシブヤ近郊で活動するグラフィティ・アーティストさんのアート作品を3日間見ることができました。
玉電は東急玉川線で二子玉川園~渋谷間、路線距離が9.1キロありました。この玉電は路面電車で渋谷の谷になっている地形を使い東急東横店の二階に駅がありました。写真は玉電の駅があった遺構は見られませが、天井や柱の構造物は当時のままでした。 そして写真奥の山手線玉川改札は玉電から山手線への乗り換えは便利な位置にありました。JR渋谷駅の玉川改札は2020年9月25日の終電で閉鎖され、渋谷再開発で東急東横店解体によって姿は消えてしまいました。